古い無線機を活用するための外付けVFOの製作(リグとの接続)

バナー

リグとの接続

TS-830の外部VFO端子のレイアウトは図2の通りで、リグとの接続はシンプルにこのコネクターを介して行うことにします。この端子には、VFO信号の入出力、送受信切り替え信号、CW送信信号、+0.5MHzバンド信号、内部/外部VFO切り替え信号などがあります。VFO切り替え信号に+9Vを加えるとリグ内部のVFOモードとなり、OPENにすると外部VFOとなります。内部VFOモードのときは、VFO入出力端子には内部VFOの信号が出ています。内部VFO使用時には外部VFOの信号をVFO入出力端子に入れないようする必要があります。

また、送受信切り替え信号には、電波形式に関係なく送信時に+12Vが出てきます。この信号を検知して、スプリット(たすきがけ)運用のコントロールを行い、CWの送信時に+12Vが出てくるCW送信信号を使い、CW送信時に+800Hzずらす処理をします。また、+0.5MHzバンド信号は、1.5MHz, 3.5MHz, 24.5MHz, 28.5MHz, 29.5MHzバンドの時に+12Vが出てきます。この信号は周波数カウンターに入れて、周波数表示の調整に使用します。前述の通り、VFO5.5MHz6.0MHzの信号を出しますが、例えば7MHzバンドの場合、VFOの周波数が5.5MHzの時に運用周波数は7.0MHzとなり、3.5MHzバンドの場合は、VFOの周波数が5.5MHzのときに運用周波数が3.5MHzとなりますので、+0.5MHzバンド信号が+12Vの時は、VFOの周波数から5MHz引いた値を表示し、0Vの時は5.5MHz引いた値を表示すればよいことになります。TS-830の外部VFOコネクターは8PinUDINですが、8Pin DINにはO型もあり(写真3)、間違えると本体側のコネクターを壊してしまいますので注意が必要です。私は手持ちのO型を挿して壊してしまいました。本体側のDINジャックはスイッチつきの特殊なものですので、入手が困難です。私は、TS-830/TS-530のジャンク部品をたまたま見つけられたので何とか修理できましたが、くれぐれもお気をつけください。8PinUDINプラグですが、私は秋葉原では見つけることができず、サトー電気さんで購入しました。写真 4のように接続ケーブルも自作しました。コードには網チューブを被せて保護しています。見た目も柔軟性もFBですのでおすすめです。お試しください。この網チューブもサトー電気さんで販売しています。

写真 3 8ピンDINプラグの外観 右がU型左がO型下側のピンの開き具合が異なる

写真 4 自作のVFO接続ケーブル 外側にかぶせた網線は柔軟性もあってFB




直線上に配置
※無断転載禁止
※このサイトに記載されている内容の一部または全部を他のサイトで掲載・引用・リンクされる際は事前に作者へe-Mailでご連絡をお願いいたします。アドレスはアルファベット小文字で、ジェイ・エフ・ワン・ヴィ・アール・ユー@jarl.comです。

inserted by FC2 system